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2012年7月9日月曜日

「小麦と武蔵野のくらし〜人が集まればうどん」

江戸東京たてもの園特別展「小麦と武蔵野のくらし〜人が集まればうどん」に行ってきました。


楽しかった〜。
知り合いの学芸員さんに隅から隅までとても丁寧にご説明いただいて、充実したひとときとなりました。


武蔵野地方って小麦文化なんだな、と改めて認識。
学生時代からほぼ武蔵野地方に住んでいますが、この地方の生活文化をそれほど意識したことがなかったので、自分の足下を考える良い機会になりました。


そういえば、上京した当初、「ちくわぶ」の存在に驚きましたが、これも小麦で作られてますから、生活に根ざした食文化なんだろうかと、ふと脇道に逸れたことを考えてみたり…。








たてもの園は移築された建築物がたくさん公開されており、それらひとつひとつを見て回るのは本当に楽しいです。
中でも、三省堂(文具屋さん)がすごかった〜。

店先のたたきから、奥の間に至るまでの両サイドの、床から天井まで壁一面の引き出し収納の見事さ!
判り易く言うと、「千と千尋の神隠し」に出てくる釜爺の居る引き出しが壁一面にあるあの部屋みたいな…。

いや〜、収納の妙というか、収納の超絶技巧ここにあり、というか…。


他にも乾物屋の鰹節の棚とか荒物屋の雑多な感じとか面白かったです。
面白かったし、なんとなく懐かしい感じ。
店内が土間と板の間に分かれてる感じがすごく懐かしかった。


また行こっと。