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2012年2月11日土曜日

没後150年 歌川国芳展

並んで手に入れた展覧会のカタログ
2月10日(金)「没後150年 歌川国芳展」へ行ってきました。

壁にずらりと並んだ浮世絵。ひしめきあう国内外からの観客。国芳はスパースターだなぁ~!とあらためて実感。それらの作品の素晴らしさについては、広く知られている通りですが、個人的に嬉しかったのは、カラフルな版画を綴じた冊子の展示です。

冊子を見ていると「100年以上前のフルカラー雑誌的なものかなぁ?これを手に取って、当時の人たちもキャッキャ言ったりしてたのかなぁ~?」などと妄想が膨らんで楽しめました。えー、それはそれとして、これだけの数の版画を状態良く保存して、一度に並べてみたことにも驚きです。

展覧会の企画としても面白かったので、鑑賞後にカタログを買うことを決意。すると会場スタッフから「ショップのお会計は、最後尾10分待ちでーす!」との案内が…。やはり気安く手が届かないのがスパースターですね。

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浮世絵師 歌川国芳(1797-1861)
画想の豊かさ、斬新なデザイン力、奇想天外なアイデア、確実なデッサン力を持ち、浮世絵の枠にとどまらない広汎な魅力を持つ作品を多数生み出した絵師です。(展覧会公式サイトより)
2011年12月17日(土)~2012年2月12日(日)
「没後150年 歌川国芳展」
六本木・森アーツセンターギャラリー
出品作品約420点(錦絵のほか、肉筆画、板木・版本)