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2003年11月16日日曜日

南信濃紀行03「御柱」

秋も深まって。冬も間近
11月12日(水)
お昼頃のバスに乗って飯田へ。そこからさらに路線バスに乗り継いで遠山郷へ。 和田に着いたのは17時半頃だったが、すでに真っ暗。 夜に一緒にお食事をした方は、谷底のことを「スリバチソッコ(すり鉢の底)」と笑っていた。



11月13日(木) 曇り、時々晴れ
平成28年度(つまり、次のさらに次の御柱祭)の献木の見立て式の日。朝の9時に、献木者となる方のお宅へ。諏訪神社の氏子衆や隣組の方々が、「おめでとうございます」と次々にやってくる。
お宅の神棚はすでに飾られており、さば、昆布、秋の味覚(りんごや柿、畑から朝抜いてきた立派な大根)、餅、米、塩、酒が供えられている。ちなみに魚をお供えする場合、海のものは腹を神様に向け、川のものは背中を神様に向けるそうだ。海のものは腹が、川のものは背中が美味しいからだという。
来年山から降ろされる献木。
禰宜さまはすでに献木のところへ行ってきて、飾りをしてきたそうだ。

2003年8月17日日曜日

新島紀行02

●8月12日(火)
夜22:00、竹芝のフェリーターミナルに行く。お盆帰りの帰省客やサーファーらでごった返す。席なし予約のため、かや子ちゃんと二人、デッキに寝床を探す。

2003年5月23日金曜日

吉田葉子「ちいさなへや展」

■作品展示風景
ギャラリーはサンルームになっていて、天気がいいと天井から日差しが入って来て気持ちいいです。ときどきサンルームの屋根に、猫が寝そべっている姿が見られます。(→)

作品を置いてある机は、ギャラリーのご主人である浅井葉子氏の手作りです。(↓)

「植物」木版画 14×9.8
「植物」木版画 14×9.8
「植物」木版画 14×9.8
「さそり」木版画 11.8×7 
「オカリナ」木版画 9×5.5
吉田葉子 「ちいさなへや展」 於:ギャラリーじゃむ  2003.5/12~23

2003年3月24日月曜日

新島紀行01

3/22(土)朝
あいにく、くもり空。
6:00 大島、6:45頃に利島に着く。
小さな島、鵜渡根島が見えてきた。

そして、・・・ついに新島も見えてきた!
3/22
坑火石(コーガ石)で作られているモヤイ像。
(渋谷のモヤイ像と同じ石、柔らかく、二酸化炭素で黒くなる)
※土産で売っているのは、こういう顔が多い。この写真は、向山展望台にあるモヤイ像。

3/22 午後 長栄寺
墓に白い砂が敷き詰められている。お盆が近づくと、なぎさに現れた「波の花・塩花」という濡れた砂を持ってくる。お墓の花は、鮮やかな生花ばかり。造花はない。毎日のように生花を活けて、先祖を大事にしている。


→流人墓地
この流人墓地は、隣の共同墓地よりも一段低くなっている。昔は植樹によって区別され、通り抜けは出来なかったようです。
在島中、島民の教育・医療・諸技術の普及や民俗芸能など、生活や文化に貢献した流人も多い。そして仲間が、そんな流人を偲んで、酒樽やサイコロなど生前に好んだものを墓石として刻んだものがあった。

ちなみに、地面に落ちている赤い花は椿。大島の方では、丁度この時期に「椿まつり」をやっていたみたい。

2003年1月20日月曜日

遠山郷のDM制作



南信濃村在住の方より依頼され、2002年4月よりから2003年1月まで制作。月に1度、遠山郷を紹介する葉書を舎員が持ち回りで企画・デザインした。

第17回全日本DM大賞(郵政事業庁)「公共機関等部門」佳作入賞。